昨年の夏からレッスンにお越しいただいているKちゃんは、短期間で楽典や実技の準備をして大変だったのですが、無事に希望の大学の教育学部(音楽)に合格しました。好きな吹奏楽(バスクラリネット)も続けながら、4月から元気に大学に通っています。

先週は早速ピアノの試験があり、この約一ヶ月は【夏の思い出】の伴奏を練習してきました。

懐かしい…!

「夏がくれば 思い出す…」と始まるこの曲は大好きで、小学生の時に歌ったり伴奏をした記憶があるのですが、中学校の教科書に載っているのですね。

 

Kちゃんはこれまで機会がなかったらしく、知らない曲だと話していて驚きましたが、このような日本の美しい曲も、大切に歌い継がれて欲しいなと思っています。(大人の生徒さんの中には、時々唱歌も弾きたいという方がいて、色々と取り組んでいます。)

ちなみにこの曲の作曲者の中田喜直さんは、「ちいさい秋みつけた」や「めだかの学校」などの歌曲や、「エチュード・アレグロ」「夢のおはなし」など、こどものためのピアノ曲も、良い曲をたくさん残しています。

↑大学1年生のKちゃん。試験では無事に弾けたとのことで、良かったです!

 

私が通っていた小学校は、日頃からクラスの皆で、よく歌を歌っていた記憶があります。加えて合唱部にも入っていたので、随分とたくさん歌ったり伴奏させていただきました。

あの頃の、楽しかった色々な音楽の体験は、今の自身の演奏のベースになっていると思います。

歌うことは音楽の基本。ピアノで歌うように弾くには、色々とできることがありますが、声に出して気持ちを込めて歌ってみることも大切だと思います。