10月も後半に入り、あっという間に今年もあと約2ヶ月ですね!先月は大学の後期レッスンが始まり、凄まじい量の譜読みに常に追われながら、レッスンで弾く日々が続いています。

当教室では、来年3月に発表会を開催する予定で、無事にホールの予約も取れました(^^) 長めの曲を弾く生徒さん達は、既に選曲を済ませて、皆さん頑張って練習を重ねています。初めての出演となる生徒さんも数名いますし、連弾の部も予定しており、楽しく充実した会になるよう、少しずつ準備を進めていきたいと思っています。

 

【今年はショパコンの年!】

今月2日から始まった、第19回ショパン国際ピアノコンクール。慌ただしい日々の中、できる限りLIVE配信やアーカイブ配信にて視聴していました。

ショパン国際ピアノコンクールは、1927年に第1回目が開催され、途中中断された時期を経た後は5年毎に開催されている、世界最高峰のピアノコンクールです。過去の優勝者には、アルゲリッチ やツィマーマンなど素晴らしいピアニストがいますし、入賞者の中にもシャルル・リシャール=アムランなど、好きなピアニストがたくさんいます。

課題曲がショパンの曲のみという、他にはないコンクールですが、多くのピアニストにとっては、やはり憧れの特別なコンクールだと思います。

今回優勝者となったエリック・ルーがファイナルで演奏した「幻想ポロネーズ」は、本当に素晴らしくて、あのような演奏をするピアニストが改めて評価されたことを、とても嬉しく思いました。

また、4位入賞となった桑原志織さんもずっと応援していたのですが、個人的にはもっと評価されて欲しかったです。安定感抜群、非常に豊かな音で自然な音楽、ショパン以外の曲も色々と聴いてみたくなる、素晴らしいピアニストだと思います。是非演奏会に行ってみたいです!

好みや感じ方は人それぞれですが、私は音楽そのものと、真摯に心から向き合っている演奏が好きですし、ずっと聴いていたくなる演奏をするピアニストに出会えた時は、心から嬉しく思います。

次回は5年後…楽しみにしながら、自身の演奏も聴く耳も、少しずつ進化させていけるといいなと思っています。今回のコンクールの演奏の模様は、全てYouTubeでアーカイブ配信にて視聴することができます。是非色々と視聴なさってみてくださいね(^^)