先週の日曜日は、ムジカ・ボヘミカの最後の集いがありました。

ムジカ・ボヘミカ(チェコの音楽という意味があります)は、私が大学1年生から長年お世話になっていた、チェコ出身のヤン・ホラーク先生の門下生による同門会で、先生が滞日15年目の1985年に発足しました。(門下生は約200名)

年に一度の演奏会を中心に長年活動してきて、2009年に先生が他界された後も、門下生の結束力と奥様の道子先生のご尽力のおかげで、その後も続いてきました。昨年6月に最後の演奏会を終え、この度閉会という形になりました。

この日は、ホラーク先生や道子先生へ感謝の気持ちを込めて、全国からたくさんの方々が集まりました。

私は当日スタッフとしてお手伝いもしていたので、少し慌ただしかったのですが、無事に良い形で終える事ができて良かったですし、20年ぶりぐらいに久々に会えた方々もいて、とても嬉しかったです!

↑生前のホラーク先生。これまでの活動を振り返ったり、DVDの上映もありました。(滞日30周年の記念パーティーでの様子)久々に先生の声を聞き、動く様子を見られて泣きそうになりました。

 

閉会は寂しい気持ちもありますが、先生の門下生の一員になれた事は、本当に幸運だったと改めて感じています。

今後も先生から学んだことも、門下生の繋がりも大切にして、演奏やレッスンを通して、微力ながら自分なりに音楽の楽しさ、奥深さを伝えていけたらと思います。